決算報告

事業報告書(平成28年度)

(自平成28年4月1日 至平成29年3月31日)

1.事業概要

 当法人が公益財団法人移行後、6年が経過した。
  引き続き母校の学術振興を目的とした支援を継続しており、当年度も公益目的事業である各種助成を実施した。
 また収益事業である緑丘会館の運営も順調に推移し、前期並みの事業収益を計上することができた。
 事業の運営にあたっては、公益認定基準の適合性を維持するために従来通り監事監査の充実を図った。
 近年、低金利時代が続き、当法人の運用資産の利回りは極度に低下しており、過去の募金による資産を取り崩して事業資金に充当している。
 当年度も11,500千円を取り崩し事業費に充当した。
 母校へ安定した助成を続けるための原資確保並びに個人寄付者の所得税額控除対象法人としての資格維持のため、3,000円以上の寄付・年間100件以上を目標に常時募金活動を継続しており、期中多数の同窓生より協力をいただいた。

 

2.事業別概要

各事業の主な内容は次のとおりである。

(1)公益目的事業

 ①寄付金募集

期中180件、金額6,165千円の募金応募があった。
この寄付金は大学への助成および管理費に充当した。

 ②助成事業

国立大学法人小樽商科大学へ以下の通り助成を行った。

ア.学生支援のための資金助成
「緑丘奨励金」として成績優秀な学部生15名に対し各人100千円、大学院生3名に対し各人50千円の奨学金給付のための助成を行った。
また学生が個人又はグループで地域社会との文化的・社会的連携等に寄与する目的で課外活動として行うプロジェクト(グリーンヒルプロジェクト)に対する支援として、190千円の助成を行った。
平成28年度助成額: 1,840,575円

イ.国際交流事業支援のための資金助成
小樽商科大学が学生交流協定を締結している海外の諸大学(現在15ヶ国23大学)における派遣留学生、受入留学生に対する奨学金の給付、留学費用の一部負担及び国際交流関連経費に対する資金助成を行った。
交換留学・語学留学の派遣留学生32名に奨学金を給付したほか、受入れ交換留学生5名に対して奨学金を給付した。
平成28年度助成額: 6,160,000円

ウ.札幌サテライト運営支援のための資金助成
ビジネススクール(MBA)の安定的運営を実現し、多くの企業人に専門性の高い生涯学習の機会を与えるため設置された札幌サテライトの運営費用の一部に対する助成を行なった。
平成28年度助成額: 1,000,000円

エ.学長リーダーシップ事業支援のための資金助成
学長の裁量により企画実施される事業に係る経費に対しての助成を行った。
内、アクティブ・ラーニング用機器レンタル費用として1,503千円、教員2名の海外派遣費用として2,000千円を助成した。
平成28年度助成額:  5,117,762円

  平成28年度助成総額

(ア〜エ 合計) : 14,178,337円

(2)収益事業

公益目的事業を支える「緑丘会館」の運営事業である。
公益社団法人緑丘会の会員及びその関係者の親睦・交流及び産業教育・研究を目的とする拠点として会館の運営を行い、事業を通じて法人の運営資金調達の一助としている。
また会館スペースの一般開放による講演会・研究会の開催等を招致している。
当期は12,969千円の事業収益を計上した。

(3)固定資産の取得

緑丘会館内の電話交換機・電話機は経年使用による劣化のため更新を行った。
(333千円)
また、パソコンの購入を行った。(158千円)

3.会議の開催

平成28年5月20日 定時理事会、資産運用委員会
平成28年6月11日 定時評議員会、決議の省略による理事会
平成29年3月14日 大学助成審査委員会
平成29年3月22日 定時理事会
   

以上